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無痛義歯

当院では、装着後に痛みが出ない義歯を目指しています。このように痛みが出ない入れ歯を無痛義歯といいます。
いくつかの要点を押さえることによって無痛入れ歯を作ることが可能になります。

粘膜が薄いところに痛みが生じる

骨の鋭縁 骨の鋭縁

左図は前歯部のCT画像です。
骨の輪郭線が鋭く尖っています(矢印)。骨が尖っていたり、隆起しているところは粘膜(軟組織)が薄くなっています。
このような部分に噛みあわせの圧がかかりますと、痛みが生じます。
CT画像で、骨が尖っている部分や隆起している部分を見つけ、あらかじめ入れ歯の粘膜面を緩衝することによって、痛みが出ない義歯を作ることができます。

神経の出口に痛みが生じる

神経の出口 (頤孔) 神経の出口 (頤孔)

下顎の小臼歯部には神経の出口(頤孔)があります。
義歯を永く使っている患者さんの中には、頤孔の上に義歯が乗るケースがあります。
この部分に圧がかかると、鋭い痛みが生じます。
やはりCT画像で頤孔の位置を確認して、義歯の内面を緩衝し、神経を刺激しない
ようにする必要があります。

「かみ合わせ」が悪いと痛みが出る

「かみ合わせ」が悪いと痛みが出る 「かみ合わせ」が悪いと痛みが出る

入れ歯の痛みと「かみ合わせ」とは、密接な関係があります。入れ歯の痛みの50%以上は「かみ合わせ」が原因しています。
左の図は、歯科医が治療するときの患者さんの姿勢です。右の図は食事をするときの姿勢です。
右の姿勢に較べ左の姿勢では1㎜以上「かみ合わせ」の誤差が生じることがあります。
左の姿勢で義歯を作ると、噛む度に下の義歯が上の義歯を押し上げ、痛みを起こしたり、入れ歯が外れたりします。